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中年こそだて自由帳

子宮筋腫と子宮腺筋症合併妊娠から高齢出産しました。現在、育休中のこそだて日記いろいろ。

いつ恋、の方言

今週のお題「方言」
月9ドラマ、いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう。
地方出身の若者たちの群像劇、ヒューマンラブストーリーてなってる。
しかし、ますますとんでもない。

昨日はヒロインが、駅の便所で亡くなった認知症老人の汚物にまみれた寝間着を手洗いする。ていうシーンが!!
すごい。
攻めてる。
でも夢のあるラブストーリーなんだ!間違いなく、恋愛を描いている。

ヒロインは介護福祉士だ。
その描写に日本介護福祉士協会が意見書出したというのがニュースになってた。夜勤明けそのまま日勤して派遣切りにあいそうになって…て悪い面を強調しすぎなのは私も思う。

けど今回のシーンで、ヒロインが仕事に誇りとプロの技術知識をもっていることを描いて、寝間着の主の孫へ何とか思いを伝えようていうのが痛いほど感じられた。
ブラック業界、格差社会を表すための介護職ではなくて、必然性がある。
たまたまみた家族のカタチでは、会社で恋愛話ばかりしていて冷めた。会社ていう出会いの舞台だけほしいだけ。全然ちがうなー。

ヒロインがひとり暮らしの部屋を彼氏に引っ越すよういわれて断るところも良かった!
絶妙にダサいんだけど、どこか北海道の家の面影があって、それもいい。出たくて仕方なかった家の面影。その人となりが出てる。
手作りらしいお花の貼り絵は老人ホームで作ったのかな…て思わせるもの。

じいちゃんに会ったこともないくせに!
てい怒りに満ちた練くんの言葉は、音がレシートを読みあげることで、身近で見ていても、いるからこそ気づかないことがあるんだよと優しく諭して、最後に八千草薫から、あなたを見ているとお爺さんがどんなか分かるわ。て美しく回収される。
見事な…

ブラック練くんが少しずつ優しさを取り戻して、やっと戻るシーンは涙なしに見られない。
高良健吾の演技は最高。眉間に皺を寄せながら強面の仮面が少しずつはがれてく。優しい孫の顔が少しずつ、方言とともに表れてく。

切実に生きることを描いているドラマ。
次は恋愛の展開か。

もう少し悪くて痛々しくてカッコイい高良健吾を見てみたかった気もする。
やっぱりドラマはリアルタイムに見るのがいい。
2016年らしいドラマよ。